~ひとり親のひとり言~

世界一(?)明るい母子家庭です♪

てんしょく

12/16は、自分の本職の

(自分が本職と思っていた

仕事の)

今年最後の発表日でした。

 

子どもが5歳の時に、

好きなその仕事から引退し、

子育てと生活のためだけの

仕事に転職しました。

元の仕事はもう二度と

出来ないと諦めていたので、

今回は、

再び働ける喜びと、

もっと良いものが

出来た筈という反省&後悔の

入り交じった複雑な気持ち…

 

そんなことを言ってられる

のも、なんとか自分の

子が順調に育ってきてくれた

おかげ、

そしてなにより、

一度辞めたのにもかかわらず

私を使ってくれた仲間の

おかげ…!

 

…全てが有難いです。

 

********************

 

私には、学生の頃に始めて

20年携わってきた、命と

同じくらい大切にしていた

仕事がありました。

その仕事=自分、でした。

 

その仕事をする中で、

一番尊敬していた人と、

公私共パートナーとなり、

子どもが出来ました。

幸せでした。

母となる喜びは、

それまでの自分の人生に

無かった種類の、

全然別次元の幸せでした。

 

でもパートナーは…

子どもが出来ると段々と

距離を取ってくるように

なり…

産んだ時点ではもう

未婚決定でしたので、

保活(保育園入園活動)は

すんなり行きました…。

(それでも第4希望の園

…保活については

また別の機会に。)

そして産後ひと月で

仕事に復帰しました。

 

認可保育園の時間帯は

0歳で7:15~18:15、

当然と言えば当然ですが

これはやっぱり

一般の会社等で働く人の

ためのもの。

私は芸事を職業としていた

ので普段の活動時間帯は

11:00~22:00。

…全く合いませんでした。

園の場所も、自宅から

バス+歩きで

片道45分という遠さ…。

 

また別のエントリに

詳しく書きますが(↓これ)、

https://osmanthus-v-8203.hatenablog.com/entry/2020/06/06/230325?_ga=2.41112994.1055535842.1591457845-2116847631.1591457845

入園当初は朝、自分の

仕事時間に合わせて

預け入れしていました。

それが出来なくなり

朝は仕事時間と関係なく

9時までに登園しなく

てはならない...。なのに

迎え時間は1分でも遅れる

すごく怒られる…

 

スケジュールは全く

合わなくても、

認可園は私の場合

保育料がかかりません

でしたし色々認可外の

園を見てまわっても

安全面や環境は

その認可園が良かったので、

やめる選択肢もありません

でした…。

 

ひとりでの子育てには

元々入れてもらった

認可保育園だけでなく、

認可外の24時間託児所も

欠かせませんでした。

そして子どもが熱を出せば

ベビーシッターさんや

ファミリーサポートの

皆さんにも頼らざるを

得ず…

働いても働いても稼ぎは

保育料に消えていくように

なっていきました。

 

朝9時、認可園に預け、

私は家に戻り、

仕事の準備と家事、

16時に仕事道具を持って

子を迎えに行き、その足で

認可外託児所へ。

預け入れてすぐ仕事に

出掛け、22時半迎えに行き、

駅の「誰でもトイレ」で

おっぱいをあげて、

なんとか24時頃家に

たどり着く…

 

片手には仕事道具、

もう片手に保育園セット、

前に子どもをぶら下げて

ひと気の無い暗い道を

歩く寂しさ・疲れ・恐怖は

未だに生々しくよみがえって

くることがあります。

 

(子どもが体調不良だと

上記の認可外の分が

まるっとシッターさんに

なります…

保育料は更にアップする上、

子どもが可哀想で罪悪感にも

苦しむことに…。)

 

気が付けば、ほとんど

子どもと一緒に居ない状態…

自分自身も

保育園用の時間帯と

自分の仕事用の時間帯と、

1日の中で2倍の時間を

生きているように感じ

心身の休まる暇が無く、

段々追い詰められて

いきました。

 

子どもが0歳の頃は、

寝ていることも多いので、

抱っこひもでぶら下げ

ながら仕事していたことも

ありました。

でも…

1歳半くらいになれば

子ども自身の生活リズムや

友達も出来てきて、親に

ばかり付き合わせては

いられなくなる…

 パートナーとは、その頃

完全に音信不通となり、

(のちのち家裁へ駆け込む

ことに…)苦しみました…。

仕事はパートナーと共に

築いてきた部分もあった

ので、仕事時にどうしても

パートナーのことを

思い出してしまって

つらかったです。

そのことも転職を考えた

理由のひとつです。

 

なにより大きな転職理由は…

やっぱり、子どもとの時間、

です。

仕事は、自分自身そのもの

と言えるくらい大切でしたが、

私の代わりに仕事するひと、

仕事したい人はいくらでも

居る…

当たり前ですが

我が子の親は、私ひとり。

私が出来る限りは、子どもと

一緒の時間を大切にしなきゃ…

そう強く思うようになりました。

 

認可園が空いている時間内だけで

出来る仕事に切り替えることは、

予想以上にもがきっぱなしの

日々になりました。

5年ほど、様々な職を経て、

やっと落ち着き、そして

奇跡的に前好きだった仕事を

少しだけだけど取り戻せる

ようになるまで…

親としてもヨチヨチ歩き、

いや、

ドロドロ這いずりまわりの

道のり…

 

な、長かった………。

 

まだまだ終わりではなく

この先ももがく日々は

続くのだろうなと

思います。

子どもの成長が支えに

なってくれているから、

ドタバタながらなんとか

やっていくのでしょう。

たぶん。(希望)

 

ひとり親の仕事については

きっとご家庭の数だけ

様々な苦しみがあるのだと

思います。

 

みんな頑張ってる。

私も前を向いて進みたいな。